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本町に立ち飲みメインの居酒屋 シェフ2人が創作料理提供、壁一面アートも

店の前に立つ飯山大介さん(右)と朝倉龍也さん。店名の「クロダルマ」は、黒字を招く「商売繁盛」や「出世」を意味する黒のだるまが由来という

店の前に立つ飯山大介さん(右)と朝倉龍也さん。店名の「クロダルマ」は、黒字を招く「商売繁盛」や「出世」を意味する黒のだるまが由来という

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 居酒屋「クロダルマ」(大阪市中央区本町4、TEL 050-1353-5792)が9月1日、大阪・本町にオープンした。

トロトロ角煮の黒酢あんかけ

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 店舗面積は14坪、席数は40席。立ち飲みをメインに屋外席と個室スペースも設ける。飯山大介さんと朝倉龍也さんの2人のシェフが共同で経営する。2人は共に福島区出身で、10年前に同じ店で働いていたという。飯山さんは開店前までイギリスやフランスの店で修業。「コロナ禍で2年間足止めに遭ったが、帰国してようやく開業できた」と説明する。

 イタリアン、鉄板焼き、すし店などの飲食店勤務経験を持つ2人が、日替わりで創作料理を用意する。本マグロの造り(650円)に使うマグロは、大阪中央卸売市場のマグロ専門店で働いていた飯山さんが市場で目利きするという。ほかに「子羊のロースト」(1本=950円)や「とろとろ角煮の黒酢あんかけ」(550円)もおすすめという。

 壁には、大阪出身でスペイン・バルセロナ在住のアーティスト・ヨシ シスレーさんが即興で描いた絵も。飯山さんが8年前にバルセロナで出会い、「自分の店を出すときにぜひ描いてほしい」と依頼し実現したという。

 ヨーロッパの酒場は立ち飲みスタイルが一般的で、イギリスのパブのように「仕事帰りにスポーツ中継など見ながら軽くつまんで情報交換するような場でありたい」と飯山さん。「一杯からでも気軽に立ち寄ってもらえたら」と呼びかける。

 営業時間は16時~24時。日曜定休。

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