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肥後橋の鯛料理専門店が1周年 鯛めしは2種類、週3通う常連客も

宇佐さん(左)とスタッフの稲尾真吾さん

宇佐さん(左)とスタッフの稲尾真吾さん

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 鯛(たい)料理の店「鯛専門店 徳ます」(大阪市西区江戸堀1、TEL 06-6136-3514)が10月14日、大阪・肥後橋にオープンして1周年を迎えた。

愛媛・宇和島地方の郷土料理「宇和島鯛めし」

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 店舗面積は約36坪で、席数は34席。店主の宇佐泰右(たいすけ)さんの実家は愛媛県・宇和島で3代続くタイの養殖場で、当日朝の生け締めを直送してもらい調理する。

 メニューは「特製鯛の漬け丼」「鯛胡麻(ごま)茶漬け」(以上1,000円)、「宇和島鯛めし」(1,200円)、「松山鯛めし」(1,500円)の4種類。「刺身を卵じょうゆにくぐらせて食べる宇和島鯛めしが珍しいと驚かれる。鯛めしを食べ比べられるのが面白いと言われることも」と笑顔を見せる。

 同店では毎日2キロ~2.3キロのタイを約15匹仕入れてさばいているという。その日のタイがなくなり次第閉店するといい、早い時には夕方に売り切れると明かす。タイの鮮度を保つことと働くスタッフに負担にならない営業体制にしているといい、宇佐さんは「スタッフにストレスがかからない環境にして、雰囲気のいい店づくりをしたい」と力を込める。

 来店客の年齢層は幅広いといい、5才から90才までの客が来店したという同店。宇佐さんは「もっと多くの人に店を知ってもらい、実家の海で取れたおいしいタイを食べてもらえたら」と意欲を見せる。

 営業時間は11時~20時(土曜は15時まで)。日曜・祝日定休。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒・換気、パーテーションの設置などを行って営業する。

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