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大阪・靭公園で10回目「えほんピクニック」 「今を乗り越える」タイムカプセル企画も

過去の「えほんpicnic(ピクニック)」の様子(写真提供=えほんpicnic実行委員会)

過去の「えほんpicnic(ピクニック)」の様子(写真提供=えほんpicnic実行委員会)

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 イベント「えほんpicnic(ピクニック)2021」が7月31日、大阪・靭公園(大阪市西区靱本町1)で開催される。

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 絵本をきっかけとした住民同士の交流を目的とする同イベントは2011(平成23)年に始まり、今年で10回目。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となったため、2年ぶりの開催となる。

 実行委員会はボランティアで構成されており、代表の櫻井宏充さんは「今回は『ウィズコロナ時代の絵本picnic』。これまでと大きく形を変え、感染対策を徹底したイベント内容を調整中だ」と明かす。

 本来は10月に開催予定だったが、「安心して楽しんでもらえる時期にしたい」と急きょ7月の開催を決めた。

 これまで同様に絵本の無料貸出しも行うが、当日の貸し出しは1セットにつき1組限定とする。毎年、並木通りにずらりと軒を並べていたマルシェは行わず、イベントは芝生広場だけで行う。規模はコンパクトだが来場者が安心して楽しめる形を目指しているという。

 初めての企画になるタイムカプセルは、「今年ならではのマスク姿、しんどさもいつか終わる。『未来はこんなことをしよう!』と思うことが今を乗り越える力になるので、写真やメッセージをアップロードして未来に皆で楽しめるデジタルな試みを楽しんでほしい」と櫻井さんは笑顔を見せる。

  開催時間は10時~16時。入場無料。雨天の場合は翌日に延期。新型コロナウイルス対策として消毒薬の設置を行なう。

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