居酒屋「せんべろ酒場ピース 堺筋本町店」（大阪市中央区久太郎町2、TEL 06-6271-9030）が6月4日、大阪・堺筋本町にオープンした。

せんべろセット一例

　店舗面積は11.5坪で、席数は16席。経営は「おかにわ」（大阪市西区）で、同店は昨年9月にオープンした四ツ橋店に続く2店舗目になる。岡庭崇博社長は「店同士フォローし合える人員を増やしたいと2店舗目をオープンした」と開店の経緯を明かす。

　ランチタイムには、ラーメンを提供する。味は新大阪の「らーめん やまふじ」が監修したといい、煮干し魚介豚骨ラーメンを提供。ラーメン（700円）のほか唐辛子味の挽き肉を乗せた「旨辛（うまから）ラーメン」（800円）などをそろえる。

　夜の営業では、1,000円ちょうどで「べろべろに酔える」という酒とつまみのセットメニューなどをそろえる。岡庭社長のお薦めは「牛のタタキ」で、「常連さんにも従業員にも人気のつまみ。希少部位のイチボを使っていてほどよくサシが入っておいしい」と胸を張る。

　岡庭さんは肥後橋で焼き鳥店も経営。今回は雇用創出も同時に目指し、居酒屋出店を決めたという。「ブラックといわれる飲食業界だが、雇用環境を整えて長く働ける店づくりをしたい」と力を込める。「誰もが働きやすいように、過重労働にならないシフトや飲食経験が浅い人でも作れるメニューに力を注いだ。改善を重ねていき、地域で愛される店にしていけたら」と意欲を見せる。

　営業時間は、11時30分～14時、16時～23時（営業時間・酒類の提供時間は大阪府の要請に従う）。日曜・祝日定休。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒や清掃、換気などを行って営業する。