カレー店「スパイスカレーSPC」（大阪市中央区安土町1）が大阪・堺筋本町にオープンして1カ月がたった。

酒かすとショウガのポタージュカレーを添えたスパイスカレー

　席数は14席。オープンは1月15日で、ランチタイムにライブハウス「SATONE」を間借りして営業する。オープンのきっかけについて、店主の藤井裕章さんは「最初は三国で昨年7月にオープンした。そこも間借りだったが、SATONEの店主が食べに来て声をかけてくれ、移転することにした」と振り返る。ビジネス街で挑戦したかったことや自宅が近いことが決め手になったという。

　同店のカレーはスープカレーとスパイスカレーの2種類で、スパイスカレー単品（900円）か両方のセット（1,200円）で提供する。メニューは2週間程度で変わるという。「スープカレーはふんわり泡立つポタージュタイプが多い。スパイスカレーはスープに合うように作っているので2つを組み合わせて食べるのがお薦め」と藤井さん。これまでには酒かすとショウガのポタージュカレーや、鶏とゴボウ、煮干しを組み合わせたキーマカレーなどが人気だったという。「これからクラムチャウダーのカレーを出す予定。夏は辛めのスープカレーも出したい」と話す。

　食材は和・洋・中・韓国などのおいしいと思う食材を柔軟に取り入れているという。「目標は独立して出店すること。1年で2回、店をオープンした経験があるので、カレー店を開きたいという人の開業支援もできたら」と意欲を見せる。

　営業時間は11時30分～15時。土曜・日曜・祝日定休。