「江戸堀納涼盆踊り大会」が8月19日・20日の2日間、大阪・阿波座の花乃井公園（大阪市西区京町堀2）で行われた。

続々と住民が足を運ぶ入り口の様子

　2019年以来3年ぶりの開催となった同大会。20日は小雨が続く天候だったが、傘を差した親子連れや浴衣姿の若者グループが会場に集まった。

　西区では毎年7月下旬から8月下旬にかけて、各地域のボランティアが地域ごとに夏祭りを企画・運営する。今年は区内の公園や小学校など、12カ所での開催を予定していたが、九条エリアなどの南部5カ所の開催は中止になった。江戸堀納涼盆踊り大会は、町会をはじめとした地域団体で構成する江戸堀地域活動協議会が主催。盆踊りプログラムを企画したほか、夜店でドリンクやフードなどを提供。地元有志が来場者の案内や警備に当たった。

　盆踊り会場の多目的広場内は、櫓（やぐら）から流れる音楽に合わせて盆踊りを楽しんだり、利用券を手に夜店で焼きそばやフランクフルトを買い求める参加者でにぎわった。広場の外には臨時駐輪場やテントを設置し、雨宿りしながら住民同士で交流する人の姿も。各自が感染対策を行いながら楽しむ様子が見られた。

　27日16時からは、西船場公園（大阪市西区京町堀1）で「西船場納涼大会」の開催が予定されている。