「JPX北浜フェスタ2021～オンライン～『七夕の願い』」が現在、大阪・北浜の大阪取引所（大阪市中央区北浜1）で開催されている。　

愛珠幼稚園・開平小学校の子どもたちによる短冊

　今年で7回目になるという同イベント。イベントでは、7日まで1階のアトリウムに七夕飾りの笹（ささ）を設置する。願い事は、去年と同様に日本取引所グループ（JPX）のウェブサイトで募集。寄せられたメッセージは短冊にプリントアウトして職員が飾り付ける。

　笹には、一般募集のほか愛珠幼稚園、開平小学校の子どもたちによる短冊389枚も飾る。笹は七夕終了後、七夕伝説発祥の地といわれる交野市の「機物（はたもの）神社」でお焚き上げしてもらうという。

　7日は、20時から大阪取引所のオンライン見学ツアーを行う。夜の見学ツアーは初の試みといい、七夕飾りのほか、難波橋から見た外観などの見どころを約45分間かけて案内するという。担当者の橋本ひろみさんは「6月に昼のオンラインツアーをしたところ、関東や北海道からも参加者がいた。大河ドラマの影響で五代友厚に再びスポットが当たったようだ」と説明する。

　今年は、願い事を同社の英語サイトでも受け付けている。橋本さんは「願い事は国内外から寄せられている。今はなかなか大阪取引所に来てもらえない状況だが、コロナが落ち着いたらぜひ直接、足を運んでもらえたら」と呼び掛ける。