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本町にレストラン「余白」 ワイン・日本酒に合う料理提供、昼は焼き菓子も

荒川陽児さん(左)と妻の智子さん、娘の色(いろ)ちゃん。二人ともフランス・パリで勤務経験があり、当時の経験を料理に生かしているという

荒川陽児さん(左)と妻の智子さん、娘の色(いろ)ちゃん。二人ともフランス・パリで勤務経験があり、当時の経験を料理に生かしているという

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 レストラン「余白」(大阪市中央区久太郎町3、TEL 080-5537-4904)が2月20日、大阪・本町の丼池筋にオープンした。

アーモンドのぬか漬け、春野菜のマリネなどを盛り合わせた一皿

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 店は荒川陽児さんと妻の智子さんの2人で切り盛りする。陽児さんは東京のフレンチやイタリアンの店で約10年勤務、料理は和食の要素を取り入れたフレンチを提供する。智子さんはパティシエで焼き菓子を担当する。店舗面積は15坪、席数は20席。

 ドリンクは赤・白のグラスワインを常時6~7種類、スパークリングを3種類そろえるほか日本酒も8種類用意。ワインは軽めのもの、日本酒は純米酒や薄濁り系の「しっかりした味」をそろえているという。料理はアラカルトで、ワインにも日本酒にも合う味に仕上げているという。

 昼の営業では焼き菓子を販売。テークアウトできるほか店内でイートインにも対応する。焼き菓子はパウンドケーキ(310円~)やサブレ(100円)、カヌレ(380円)などを用意。カヌレは外側はしっかり焼き色が付いてほろ苦く、中は甘めのリッチな味わいで「外と中の味のバランスが良い」と胸を張る。

 陽児さんは札幌出身。東京での勤務時代から、大阪にもよく足を伸ばして食べ歩きをしていたという。「以前から大阪のレストランや食文化が好きだったのと、妻が大阪出身という縁でここに店を開いた」と開店の経緯を明かす。「この近くは夜に開いている店が少ないので、夜もこのエリアを盛り上げていけたら」と意欲を見せる。

 営業時間は、焼き菓子=12時~16時、食事=17時30分~24時。大阪府の時短要請中は16時~21時(アルコールの提供は20時30分まで)。日曜・月曜定休。新型コロナウイルス対策として、テーブル・カウンターにアクリルパネルを設置、定期的な消毒や清掃、換気などを行っている。

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