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大阪本町の食堂バー12周年、週替わりカレーで常連客の心つかむ

「でっかい生ビール」を持つ店長の瀬藤研司さん(右)と、シェフの田辺洋一さん(左)

「でっかい生ビール」を持つ店長の瀬藤研司さん(右)と、シェフの田辺洋一さん(左)

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 大阪本町の食堂バー「TWO SAM'S UP(ツーサムズアップ)」(大阪市中央区淡路町3、TEL 06-6205-2362)が3月、12周年を迎えた。

180gのとろけるような煮込みハンバーグがのった「元気カレー」

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 フレンチ出身の店長瀬藤研司さんとイタリアン出身のシェフ田辺洋一さんが切り盛りする同店。店舗面積は7坪。席数はカウンター10席、テーブル席6席。

 12年間続けてきたことについて、「おいしいことにきちんとこだわり、また来たいと思っていただけるように努力をしている。常連客に対しても飽きがこないよう週替わりのトッピングカレーを提供し、バーでありながら食事をメーンにすることで、晩ご飯を目当てに来る女性客のニーズにも応えている」と瀬藤さん。

 油を加えずに作るメーン料理のカレーは、トマトベースで辛さ控えめの「デミトマカレー」と、ココナッツ風味の辛口「タイカレー」の2種類から選べる。「カレー自体は甘みがあってあっさりしているので、トッピングとの相性を楽しんでもらいたい。ビジネス街で働く人に向け、仕事で大変なこともあると思うが食で元気を出してもらいたい、との思いから元気カレーという名称をつけた」という。

 ランチタイムの「元気カレーセット」(800円、サラダ付き)は、空揚げやハンバーグ、えびアボカドなど5種類のトッピングから1つ選ぶことができる。ライス大盛り、チーズトッピング、ゆで卵は無料で、ドリンクセット(100円)は生ビールも注文できる。ディナータイムは20時までの入店で頼める「カレーとでっかい生、もしくは600円までのドリンクセット」(1,000円)、お任せパスタ(1,000円)など。

 ドリンクは客の8割が最初に頼むという「でっかい生ビール」(600円)のほか、「IWハーパー」(450円)、「グレンリベット12年」(600円)、「山崎12年」(650円)、「がぶ飲みワイン」(500円)、「モヒート」(700円)、カクテル各種(500円)など。

 常連の白藤さん夫婦は「週替わりカレーが楽しみで、週に一度はサムズに来る。わがままを聞いてくれるのがうれしい」と話す。今後の展望については「新店を出せたらうれしいが、まずはサムズのカレーをもっとたくさんの人に知ってもらいたい」とも。

 営業時間は、ランチタイム=11時30分~14時、ディナータイム=18時~24時。日曜・祝日定休。ノーチャージ、キャッシュオン制。

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