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北浜に日本料理店「きたはま雅楽」 付き合い生かし全国から食材

店主の池部雅彦さん(右から2番目)、妻の賢子さん(左から2番目)、スタッフの細田康弘さん(右端)、原朋希さん

店主の池部雅彦さん(右から2番目)、妻の賢子さん(左から2番目)、スタッフの細田康弘さん(右端)、原朋希さん

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 日本料理店「きたはま雅楽(がらく)」(大阪市中央区北浜1、TEL 06-6484-7879)が3月15日、大阪・北浜にオープンした。

波から踊り出るように盛り付けた桜ダイの造り

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 店舗面積は30坪で、席数は18席。店主の池部雅彦さんは和食の調理経験が42年といい、これまでに大阪・東京・仙台・鳥羽・香港などのホテルで勤務。料理長を務めたり新店の立ち上げに関わったりしてきたという。

 店は予約制で料理はコース(2万790円)で提供する。品数は八寸や煮物、肉料理など6、7品で、ご飯、汁物、漬物、水菓子などが付く。メニューの内容はほぼ月替わりという。3月はオープン記念としてお造りに旬の桜ダイの姿造りを組み込んでいるという。「盛り付けにはこだわっている」と池部さん。タイは、波の絵柄の皿で泳いでいるように盛り合わせて提供する。

 食材は大阪市内の市場から仕入れるほか、全国各地の生産者から直接取り寄せるという。「米は出身地の京丹後から仕入れるコシヒカリ。長年いろいろな地方で勤務したので、各地の生産者や業者と付き合いがある」と言う。「今後、初夏にはアユ、夏はハモなどその時季ならではの食材を取り入れたい」と話す。

 開店の背景については「定年前に最後の夢をかなえたかった」と笑顔を見せる池部さん。「口コミでお客さまがお客さまを紹介してくれている。何度も足を運んでもらえるような愛される店になれたら」と意欲を見せる。

 営業時間は17時~23時。日曜・祝日定休。

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