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船場センタービルに居酒屋「日本酒うさぎ」が移転 たる酒を2種類用意

店主の原口起久代さん

店主の原口起久代さん

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 居酒屋「日本酒うさぎ」(大阪市中央区船場中央1、TEL 06-6271-3369)が7月1日、大阪・堺筋本町の船場センタービル2号館に移転オープンした。

15年ずっと人気という「鶏つくねと玉ねぎ炊いたん」

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 店舗面積は11坪で、席数は30席。同店は東心斎橋で4年間間借り営業した後、2012(平成24)年に内本町に実店舗をオープン。より広くて駅に近い物件を求めて現在の場所に移転したという。北浜と長堀橋にも姉妹店がある。

 日本酒は常時50種類を用意。目玉は移転後に導入した同店オリジナルのたる酒(1合、各880円)。店主の原口起久代さんは「愛知県の『白老』という日本酒ブランドのたるをオーダーしている。杉だるのいい香りが酒に移っておいしい」と紹介。たる酒は2種類を用意。「木の香りに負けない、しっかりした味の日本酒を選んでいる」と話す。

 一品料理は定番と日替わりメニューをそろえる。「名物は『鶏つくねと玉ねぎ炊いたん』(550円)。創業以来15年作っているメニュー」と明かす。日替わりでは自家製厚揚げ(440円)が「お薦め」といい、オーダーが通ってから豆腐を揚げて作るという。

 「船場は江戸時代、酒を運ぶ樽廻船が寄港する船着場だった場所。歴史にもリンクする場所で日本酒の店を開くことに縁を感じる」と原口さん。「日本酒をもっと広めたいというのがオープン以来のテーマ。船場センタービルになじんで、愛される店になれたら」と意欲を見せる。

 営業時間は15時~22時。月曜・第3日曜定休。

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