食べる

日本酒居酒屋が大阪・本町に移転 蔵元とイベント実施、酒蔵に就職した客も

店舗の前に立つ店長の森田勝太さん

店舗の前に立つ店長の森田勝太さん

  • 5

  •  

 居酒屋「日本酒のめるとこ。」(大阪市西区立売堀1、TEL 06-6531-7712)が8月8日、大阪・本町に移転オープンした。

バルサミコの酢みそソースで食べる鴨のロースト

[広告]

 地酒専門店の直営店で、店舗面積は42坪、席数は50席。店内には立ち飲みカウンター席とテーブル席、奥に個室スペースを備える。2014(平成26)年にオープンした肥後橋店を5月末に閉め移転リニューアルした。前店舗の閉店日には一晩で150人の客が訪れたという。店長の森田勝太さんは、前の店舗は3フロアに分かれており上下移動が負担だったといい、「新店舗は倍の広さで1フロア。駅も近くなったのでお客さまにも喜ばれている」と笑顔を見せる。

 日本酒は70種類から100種類に、料理は30種類から45種類に拡充。リピーターには時間無制限の飲み放題(74種類=3,000円~)が人気という。3種類の飲み比べメニュー(1,000円~)や日替わり銘柄の量り売り(90ミリリットル=450円~)も用意する。料理も豚・鴨・発酵料理をメインにメニューを一新。長崎のブランド豚・芳寿豚(ほうじゅとん)、1カ月に150羽しか市場に出回らないという紀州鴨を使う。

 開店日には蔵元を招いて酒の作り方などの知識を学べるイベントを実施。同店の利用がきっかけで日本酒への興味を深め、酒蔵へ就職した客もいるという。日本酒ファンを増やす街の拠点として、今後もイベントを実施予定という森田さん。「お客さまを連れて蔵を訪ねるツアーなども企画していけたら」と意欲を見せる。

 営業時間は17時~23時。日曜・祝日定休。

  • はてなブックマークに追加

船場経済新聞VOTE

船場経済新聞エリアには、8つの駅があります。一番利用する駅を教えてください。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース