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大阪・北浜に天然温泉のホテル ネーミングは社内公募、55案から選考

ドーミーイン事業本部の松本さん(左)とホテル市場戦略部の中村達郎さん。背後の絵は堂島の米市場を描いたもの。客はホテルの玄関で靴を脱いでから館内に入る

ドーミーイン事業本部の松本さん(左)とホテル市場戦略部の中村達郎さん。背後の絵は堂島の米市場を描いたもの。客はホテルの玄関で靴を脱いでから館内に入る

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 ホテル「天然温泉 花波の湯 御宿 野乃 大阪淀屋橋」(大阪市中央区北浜2、TEL 06-6208-5489)が1月11日、大阪・北浜にオープンした。

サウナと露天風呂を備える天然温泉の大浴場

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 建物は13階建てで客室は159室。経営は全国にビジネスホテル「ドーミーイン」を展開する共立メンテナンス(東京都千代田区)。「御宿 野乃」ブランドは全国に8館展開する。「花波の湯」というネーミングは社内公募で選考。募集には全従業員から55件提案があり、最終決定は「ドーミーインのお風呂を一番よく知っている」という大浴場の施工会社スタッフが行ったという。

 同ブランドのコンセプトは「ビジネスホテルと旅館のハイブリッド」で、床は全館畳敷き。13階の大浴場は内湯のほか露天風呂風の壺湯も用意し、男女ともにサウナを設置する。

 関西エリアリーダーの松本良徳さんは「同ブランドはコロナ前は海外のお客さまの予約でいっぱいだった」と振り返る。「今は当時ご利用いただけなかった国内のお客さまから、『前から泊まってみたかった』と声を掛けられる」とも。コロナ禍以降は海外からの宿泊客に対し、茶道など日本文化を体験できる企画も考えているという。

 「花波の湯の名前には『波のようにお客さまが来ても、私たちは花のように待っている』という意味を込めている。2025年には万博もあるので、その頃には国内外から幅広くお客さまをお迎えできたら」と意欲を見せる。

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