「マリナパークcafe」（大阪市中央区淡路町4、TEL 06-4400-9744）が7月12日、大阪・本町にオープンした。

「北浜ポート焙煎所」のエスプレッソを使ったアフォガート

　店舗面積は12坪で、席数は18席。ラーメン店「醤油（しょうゆ）らーめんピース」の系列店で、代表の三々賀敦さんは「以前からカフェ事業をしたかった」と明かす。店名は三々賀さんの地元・西宮浜の愛称にちなんだという。

　同店のコーヒーは「本町で人気」という北浜ポート焙煎（ばいせん）所の豆を使う。焙煎所のオーナーが自ら豆のひき方やいれ方を教えてくれたといい、フードでもアフォガート（400円）やティラミス（600円）などに、同店の豆でいれたエスプレッソを使う。コーヒー（ホット・アイス450円）のほか、サンドイッチ（700円）やタコライス（800円）などの軽食も提供する。

　スタッフは、カフェ勤務経験者や調理の専門学校や製菓の専門学校の出身者、オーストラリアで働いていたという経歴を持つ人などが勤務。三々賀さんは「それぞれがアイデアを出し合ってメニューを作っていて、今後も種類は増える予定」と明かす。

　将来は、スタッフの意向も聞き取りながら出身の西宮浜にも店を出したいという三々賀さん。「地元は少子化が進み人口が減少しているが、出身者が大阪で頑張っている姿を伝えたい。いつか店の評判が西宮浜まで伝われば」と期待を寄せる。

　営業時間は8時～18時。土曜・日曜定休。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒・換気、パーテーションの設置などを行って営業する。