フラワーショップ「papirio（パピリオ）」（大阪市西区西本町1、TEL 090-4360-7036）が1月9日、大阪・本町にオープンした。

カラフルなトゲのカラーサボテン

　店主の原田里緒さんは以前、食品メーカーの営業職として勤務。子どものころから花が好きだったと言い、生花店として独立を目指し退職したという。生花店やプリザーブドフラワーの専門店などで勤務した後に同店を開いた。

　「来る度にワクワクするような花や植物をそろえたい」と原田さん。ガーベラなどの身近な品種でも珍しい種類を取り寄せたり、カラーサボテンと呼ばれる色付きのトゲのサボテンなどをそろえたりしている。利用客は近隣の会社員が中心で、家庭用に誕生日の花束を購入する人のほか、会社の異動・退職祝いで購入する人が多いという。昨年のクリスマスは本町のホテルで、以前勤務した店と一緒に竹で作ったクリスマスツリーをセッティングした。

　2階ではフラワーアレンジメント教室を開く。予約制で季節の花束の作り方を教えており、会社帰りの人のほか、習い事の一つとして通う子どももいるという。

　「小さな男の子がお母さんのプレゼントにと、お小遣いで花一輪を買って帰ったことも」と笑顔を見せる原田さん。「誰でも入りやすい店づくりを心がけている。できるだけ希望をかなえたいので、何でも相談してもらえたら」と呼びかける。

　営業時間は10時～13時30分、15時～20時。土曜・日曜・祝日は予約制。