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北浜に立ち飲み店「poru」  生ビールは2種類、スイングカランで提供

店長の小掠健太郎さん。poruとはアイヌ語でほら穴を意味するという

店長の小掠健太郎さん。poruとはアイヌ語でほら穴を意味するという

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 立ち飲みバー「poru」(大阪市中央区平野町1)が大阪・北浜にオープンして半年がたった。

酒のあてに人気という青唐辛子をのせた冷ややっこ

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 昨年9月1日にオープンした同店。店舗面積は9坪。同店は堺筋本町の居酒屋「wapiti(ワピチ)」と、立ち飲みバー「yacipoci(ヤチポチ)」の系列店で、店舗はヤチポチの地下に入る。店長の小掠健太郎さんは「ワピチは燻製(くんせい)料理でわいわい飲む酒場、ヤチポチはオーナーの選ぶ音楽と酒が楽しめる店。ここは一人でゆっくり酒と向き合える酒場」と店の違いを説明する。

 生ビールはスイングカランと呼ばれるビールサーバーで提供。昭和初期に使われていた型のサーバーで、コックのひねり方で味わいが変化するという。生ビールは「サッポロ黒ラベル」とチェコのビール「ピルスナーウルケル」(各700円)を用意する。焼酎(900円)は約40種類。小掠さんが試飲したり蔵元と話したりしてお薦めできるものを集めているという。

 料理は12種類程度用意し、3、4種類をその日によって変えるという。「人気は辛さがアクセントになった『青唐辛子冷奴(ひややっこ)』。今の季節は揚げの中に納豆などを入れて焼いた『兵六あげ』(以上600円)もよく出る」とも。

 男女問わず1人で訪れる客が多いという同店。東京からの出張のさいに必ず足を運ぶ常連もいるという。「遅くまでやってる店なのでゆっくり飲める。湯船につかるようにリラックスして店を楽しんでもらえたら」と来店を呼びかける。

 営業時間は17時~24時。日曜・月曜定休。

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