ラーメン店「勝食堂」（大阪市西区西本町1、TEL 06-6563-9018）が9月20日、大阪・本町にオープンした。

チャーシューやキクラゲがのる白とんこつ

　席数は19席。店主の朱娟君さんは香港出身で、店長の陳俊佑さんは台湾出身。開店の背景について、朱さんは「日本の食文化、特にラーメンが好きなので出店した」と話す。陳さんは「香港や台湾と違って日本のラーメンは地域色が豊かなところが魅力的」とも。

　ラーメンは白とんこつ（790円）・黒とんこつ（850円）、濃厚魚介つけ麺（890円）、 黒濃厚魚介つけ麺（950円）の4種類を用意する。スープは豚骨と鶏ガラから取り、麺は全粒粉でもちもちの食感が特徴という。スタッフの小林聖美さんは「一番人気があるのは白とんこつで、臭みがなくて食べやすい味。とんこつもつけ麺も、黒はマー油をきかせていてニンニクの濃い味が楽しめる」と説明。「つけ麺は追加料金なしで増量できるので、たくさん食べたい人に人気」と明かす。

　夜はラーメンメニューのほか、酒のつまみを出しているという。陳さんは「今は台湾風の枝豆を出している。ニンニク塩だれ味で酒によく合う」と説明。今後は日本人になじみのある中華のほか、日本でまだ知られていない香港・台湾で人気の料理も出す予定という。「夜は一品メニューをもっと増やすつもり。居酒屋使いができる店として気軽に立ち寄ってもらえたら」と意欲を見せる。

　営業時間は、11時～15時、17時30分～22時（金曜は22時30分まで）。土曜・日曜・祝日定休。