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阿波座にガレット専門店 12種類用意、 本町のギャラリーカフェの姉妹店

店の前に立つ店主の小谷広代さん

店の前に立つ店主の小谷広代さん

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 ガレット専門店「ガレット・エ・シードル」(大阪市西区土佐堀3)が大阪・阿波座にオープンして1カ月がたった。

端はカリカリ・中はもちもちのガレット

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 店舗面積は7坪、席数は10席。店主の小谷広代さんは銅版画作家としても活動。2004(平成16)年、本町にギャラリー併設のカフェ「シェ・ドゥーブル」(西区阿波座1)を開業した。同店でランチにガレットを提供したところ、若い女性客を中心に評判が広がったという。知人の写真家に「事務所の1階で飲食店をやりたい人がいたら紹介してほしい」と相談され、自身が「姉妹店としてガレットの店を始めることに決めた」と説明する。1月9日に開店した。

 食事系とスイーツ系のガレットを12種類用意し、リンゴの発泡酒・シードルとセットで提供する。初来店の客は「コンプレ」(1,430円)か「クラシック」(935円)を頼む人が多いという。「コンプレ」はハム、チーズ、卵をのせ、「クラシック」は無塩バターとフランス産の砂糖「カソナード」を添える。生地は「もちもちで端はカリっと焼き上がるよう、何度も原料の配合を変えて試作した」と明かす。

 内装には、小谷さんが別の店のコーディネートを依頼された際に仕入れた生地の端切れなどを再利用。椅子やカトラリーもデッドストック品を活用したという。

 小谷さんは「シードルはアルコール度数も控えめで気軽に楽しめるお酒。大阪中之島美術館の帰りなどに立ち寄ってもらえたら」と呼びかける。

 営業時間は12時~19時。日曜・祝日定休。

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