淀屋橋の会議場「オービックホール」で16日、「クリスマス イルミネーションウィーク」イベントが始まった。

カナッペ風にアレンジした満月ポン

　同ホールは最大500人を収容できるカンファレンスホールとして2020年4月に開業。御堂筋に面して位置するオービック御堂筋ビルの2階に入る。

　イベントは16日にスタート。会場ではドリンクやフードを販売し、ジャズライブを開催する。メニューには大阪府認定の特産食材「大阪産（もん）」、菓子などの加工品の「大阪産（もん）名品」を使った軽食を用意。しょうゆ味のせんべい「満月ポン」をカナッペに見立てて、「難波葱（ねぎ）」のネギみそを載せたものや、平野町に本店がある「飛鳥奈良漬（あすかならづけ）」をタルタル仕立てにして載せたものなど約13種類そろえる。ドリンクはカタシモワイナリー（柏原市）のワインやスパークリングブランデー「大阪ど根性スピリット」などを用意。リラックスしてイルミネーションを楽しめるようにと、ホワイエの窓際にはyogibo（ヨギボー）のビーズクッションを並べる。

　ホール支配人の柳原尚彦さんは「イルミネーションが一望できるこの立地を生かし、楽しんでもらえるイベントを開きたいとずっと思っていた」と力を込める。「ビルの目印は1階のツリーとストリートピアノ。素通りしていた人も、ぜひ来場してこんなホールがあると知ってもらえたら」と期待を寄せる。

　25日まで。ジャズライブは21日・22日（前売り3,000円、当日3,500円）。