「大衆酒場クルキタ」（大阪市中央区南本町1、TEL TEL 06-4256-3333）が9月23日、大阪・堺筋本町にオープンした。

店内で作るというウサギ肉のソーセージ

　席数はテーブル12席で、立ち飲みエリアを設ける。姉妹店が天満と福島にあるといい、店長の中岡寿樹さんは天満橋にある系列店で約2年務めた後に異動したという。

　料理は酒に合う一品料理をそろえる。中岡さんは「ジビエに力を入れている」と言い、店ののれんにはジビエ料理をイメージしたカモとイノシシ、グラスにウサギとシカのイラストをあしらう。「お薦め料理は低温調理で中まで火を通した『鹿肉のユッケ風』（638円）。脂身が少ないシカ肉は牛の赤身のようなクセのないおいしさ」と説明する。シカ肉はゴボウなどの根菜と合うといい、串料理に仕上げた「鹿ゴボウ串」（328円）も用意する。「よだれ鶏をラム肉で作った『よだれラム』（638円）も人気。ラー油の利いたピリ辛の中華風ソースが酒に合う」と話す。ウサギ肉は店内で挽き肉にして自家製のソーセージも作るという。

　酒はビールや焼酎、ジン（以上429円～）などをそろえ、「酒の種類を豊富に用意しているのでいろいろ試してほしい」と中岡さん。客は近隣の会社員男性が多いということもあり「もっと店をにぎやかにしていきたい。多くの人に楽しんでもらえる店にしたい」と意欲を見せる。

　営業時間は17時～翌2時。月曜定休。