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大阪・本町「ビストロ キャトル」が5周年 名前と顔の分かる常連客が7割

カウンターに立つ店主でシェフの山本克喜さん

カウンターに立つ店主でシェフの山本克喜さん

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 「ビストロ キャトル」(大阪市中央区本町4、TEL 06-4708-4195)が2月13日、大阪・本町にオープンして5周年を迎えた。

前菜盛り合わせも付く肉料理メインのランチ

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 店舗面積は10坪で、席数は18席。5年を振り返って、店主でシェフの山本克喜さんは「開店後は息つく暇もなく突っ走ってきたが、3年を超えた頃に楽になった」と笑顔を見せる。ちょうどコロナ禍に突入した時期で、以降は開店と休業を繰り返した。「閉めている間は不安だった」が、再開のたびに常連客が頻繁に来店してくれたという。

 昼は4種類のランチを用意する。肉料理がメインの日替わりランチと魚料理がメインの週替わりランチ(各950円)が人気を二分すると山本さんは話す。夜のアラカルトメニューでは、9、10種類の前菜(520円~)をそろえ、客の好みで盛り合わせに対応する。鶏、豚、牛、鴨などの肉料理も10種類用意し、1,000円台で提供する。コロナ禍でも「ワインがよく出るようになった」といい、グラスワイン(450円~)は赤と白をそれぞれ3銘柄から10銘柄に増やしてきたという。

 開店当初から「名前と顔が一致するお客さんを増やしていきたい」と考えていた山本さん。現在はリピーターが7割以上になった。新規客はグルメサイト等をきっかけに訪れるという。コロナ禍の初期にはテークアウトメニューの提供も試みたが、店内利用客への対応を中断することに違和感を覚え、「中のお客さんを最優先にした」と明かす。山本さんは「今後はメニュー開発にもさらに力を入れ、夜も楽しく営業できるようになったら」と意欲を見せる。

 営業時間は、昼=11時30分~15時、夜=17時30分~22時。日曜定休。営業時間は時短要請に従う。

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