レストラン「余白」（大阪市中央区久太郎町3、TEL 080-5537-4904）が2月、オープン1周年を迎える。

ショーケースには和栗のケーキなどが並ぶ

　店舗面積は15坪で、席数は20席。荒川陽児さんと妻の智子さんの2人で切り盛りする。16時まではカフェ営業で17時30分からはレストラン営業を行う。

　料理はフレンチベースの創作料理。陽児さんは「メニューは季節の食材で変えるが、シグネチャーになるようなメニューもでてきた」と話す。オープン以来人気があるのはフランスの卵料理「ウフマヨ」で、黒まいたけのカツレツもお薦めという。「香りのよい黒まいたけに、おかきやナッツを入れた衣を付けて揚げ焼きにした。身近な食材でも調理法でメイン料理の存在感になる」と説明する。

　焼き菓子の担当は智子さんで、定番菓子のほか季節感を大事にしたものをそろえる。今の季節は栗のケーキが、夏は国産レモンを使ったケーキが、よく出たという。「クッキーやケーキなど、それぞれのお菓子にファンができた」と笑顔を見せる。

　1年を振り返り「やりたいことができた1年」と笑顔を見せる陽児さん。「落ち着いた営業ができたので店のクオリティを大切にすることができた。ECサイトもオープンしたので、今後は通販にも力を入れていけたら」と意欲を見せる。

　営業時間は、昼＝12時～16時、夜＝17時30分～24時。日曜・月曜定休。営業時間は時短要請に従う。