「cafe mareeni（カフェ・マリニ） 」（大阪市中央区高麗橋1）が大阪・北浜にオープンして2カ月になる。

バニラアイスとロータスビスケットが乗ったクロッフル

　店舗面積は10坪で、席数が14席。店主の竹本真鈴さんは、以前は平野区にある祖母の喫茶店で夜にバー営業をしていたという。「もともとカフェがしたかった」と物件を探し、現在の場所でオープンを決めた。

　竹本さんは大学在学中に韓国・釜山に留学。料理は韓国風のスイーツやドリンクを提供し、メニューはハングルでも表記する。看板メニューは、クロワッサンのパン生地をワッフルメーカーで焼いた韓国スイーツ「クロッフル」（800円～）という。竹本さんは「クロッフルは独特のもっちりした食感が特徴」と説明。「食感の決め手は生地の発酵。毎日変化する温度や湿度を見てきめ細かく調整している」と胸を張る。

　店は11月10日にオープン。情報発信はインスタグラムが中心といい、来店客は10代～20代の学生や全世代の韓国好きの人が多いという。女性客やカップルのほか、カフェ巡りが趣味の男性が一人で来店することも少なくないと明かす。

　竹本さんは「クロッフルの認知度がまだまだなので、日本で定番デザートになるくらい広めたい」と力を込め、「『クロッフルといえばマリニ』と呼ばれる店になれたら」と意欲を見せる。

　営業時間は11時～18時。月曜定休。