ラーメン店「フラン軒」（大阪市中央区北久宝寺町3、TEL 06-7650-0078）が7月、オープンして1周年を迎えた。

くり抜いた食パンに入ったラーメン

　店舗面積は60坪で、席数は28席。経営は「鶏soba座銀」などを展開する「銀の葡萄」（大阪市中央区）。メニューは定番のラーメン2種類と3カ月ごとに入れ替わる季節限定ラーメン、焼きめしを提供する。

　定番ラーメンは、しょうゆ味の中華そば（700円）と塩ラーメン（750円）で、焼きめしはセットにできるほか単品（320円）でも注文ができる。

　季節限定メニューは、7月からは冷やし中華を提供。昨年の夏も提供して「人気があった」というメニューで、鴨ロース肉と鴨のパストラミなどをトッピングする。店長の木澤純一さんは「限定ラーメンは、2巡目の今年はお客さまの声を反映してバージョンアップしたものを出したい」と意気込む。

　7月は4日～6日の3日間、1周年記念で特別メニューを提供する。くり抜いた食パンの中にラーメンを入れたオリジナルラーメンで「ラーメンはチーズ味のまぜそばでチャーシュー、生卵などをトッピングする。ボリュームたっぷりで食べ応えがある」と説明する。

　「今後はもっと認知を広めたい」と言う木澤さん。「シンプルなラーメンと話題性のあるもの両方を出すことで、もっと広くお客さまに店を知ってもらえたら」と意欲を見せる。

　営業時間は11時～23時（時短要請中は10時30分～20時、酒類の提供時間は大阪府の要請に従う）。新型コロナウイルス対策として卓上にアクリルパネルの設置、定期的な消毒や清掃、換気などを行って営業する。