ギャラリーカフェ「neji(ねじ)」(大阪市西区京町堀1、TEL 06-6449-9700)が6月1日、大阪・京町堀にオープンして1周年を迎えた。
店舗面積は約20坪で、席数は16席。経営は広告のプロモーションなどを手掛ける「WR(ダブリューアール)」。同社オフィスの移転に伴い、建物の1階に同店をオープンした。店名には、思考と創造のあいだをぐるぐるまわす渦のイメージを込めたという。
同店の看板メニューはキーマカレーとチキンカレー(各968円)で、あいがけ(1,078円)にも対応。社長の森下祐紀さんは「スパイスは鎌倉のスパイス商と何度も試作を重ねたオリジナル。店のコンセプトに沿って、味は頭の回転を良くするといわれるシナモンをきかせた」と説明する。
コーヒーは、土佐堀の「タカムラコーヒーロースターズ」でブレンドを依頼。深いりと浅いりの2種類を用意する(各418円)。
店内では現在、店のロゴやイラストを手掛けた絵本作家の北村人(きたむら・じん)さんの作品展を開催中。昨年のオープニングイベントとして開催する予定が、コロナの影響で延期になりこのタイミングになったという。
客はグラフィックデザインを学ぶ学生やイラストレーターを目指す人などが多いという同店。森下さんは「クリエイティブな人たちが集まれる場所を作りたかった。人の出会いが生まれる場所にしていけたら」と意欲を見せる。
展覧会は7月2日まで。
営業時間は11時30分~18時。土曜・日曜・祝日定休(展覧会中は休みなし)。緊急事態宣言中は酒類の提供は無し。新型コロナウイルス対策としてテーブルにアクリルパネルの設置、定期的な消毒や清掃、換気などを行って営業する。