美術展「なにわの企業が集めた絵画の物語」が1月30日、大阪・阿波座の「江之子島文化芸術創造センター(通称enoco)」(大阪市西区江之子島2)でスタートする。
同展は大阪・関西の企業が所有する美術品を集めた展覧会で、今年で3回目になる。主催は関西経済同友会 企業所有美術品展実行委員会。
今年の見どころの一つは「大大阪の時代」と名付けたテーマ展示。大正時代終わりから昭和初め、大阪が商業都市として活気があり「大大阪」と呼ばれた時代の作品を紹介する。当時は世界的に大流行したスペイン風邪が収束した時期。当時の絵画作品や建築などを紹介する予定という。
過去2回の展示では市内の小学生を招待し、会場で対話型プログラムを実施したが、今年は学校出張の形で開催。第1回~3回の成果をまとめた冊子を製作し、大阪府下の小学校や美術館へ配布を予定する。
開催時間は10時~18時。入場料は大人500円、中学生以下無料。2月13日まで。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、同展は延期となりました。(1月19日発表)