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本町で写真コンテスト展 応募総数8274点、小中高生の職業観写す

高校生の部グランプリ写真「地域守り隊」(写真提供=アイデム)

高校生の部グランプリ写真「地域守り隊」(写真提供=アイデム)

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 小中高校生が身近な大人の働く姿を捉えた写真展「第15回アイデム写真コンテスト『はたらくすがた』」入選作品展が6月26日、富士フイルムフォトサロン大阪(大阪市中央区本町2)で始まる。主催は総合人材情報サービスのアイデム(東京都新宿区)。 

会場の「富士フイルムフォトサロン大阪」が入るメットライフ本町スクエア

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 2005年に始まった同コンテスト。働くことの素晴らしさや大切さを考えてもらうことを目的に、社会文化活動の一環として始めたという。15回目は2019年に実施。応募総数は8274点で、展覧会ではグランプリや準グランプリなどに選ばれた入選作品48点を展示する。

 写真家の田沼武能さんが選考委員長、絵本・構成作家のわだことみさんと朝日小学生新聞・朝日中高生新聞編集長の別府薫さんが選考委員を担当し、入選作品の審査を行った。

 今回の入選作品では、保育士を目指す中学生が撮った保育園の写真や東日本大震災の被災地の市場を撮影した小学生の写真などが入選。高校生の部では、準グランプリに大阪市立咲くやこの花高校の生徒の作品が入賞した。

 今回、過去最高の応募点数だったという。同社広報担当の望月彩子さんは「中高生のキャリア教育の一環で、このコンテストを活用してくれる先生が増えているようだ」と話す。「今年はコロナの影響で応募中止になったが、来年は開催予定。おととしからウェブでも応募を受け付けているので、また多くの生徒に応募してもらえたら」と期待を寄せる。

 開催時間は10時~19時(6月28日休館、最終日は14時まで)。入場無料。7月2日まで。

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