自家焙煎(ばいせん)のコーヒー店「aoma(あおま) coffee」(大阪市中央区久太郎町3、TEL 06-4708-4619)が7月9日、大阪・本町の丼池筋にオープンした。
店主の青野啓資(ひろし)さんは大阪のコーヒー店で約7年勤務し、接客のほかコーヒーの焙煎や抽出を担当していたという。店舗面積は14坪。
同店のコーヒーは浅いりが特徴。ドリップコーヒーもイタリアンコーヒーもあっさりして飲みやすいと言い、「時間がたって温度が変わるのに合わせて風味も変化する」と説明する。メニューはドリップコーヒー(480円)、水出しアイスコーヒー(550円)、ラテ(540円)など。カップは富山県の陶芸家のものを特注。コーヒーの味が引き立つようにと飲み口が薄いものを使うという。
店内では現在、大阪・江戸堀の焼き菓子店「pony pony hungry(ポニーポニーハングリー)」のスイーツも販売。「うちのコーヒーに合うお菓子の店とコラボしたい」と言い、その都度提携する店は変えていく予定と話す。
店名の由来は「青野の『間』でaoma。間を大事にする日本らしい感性を大事にしたいと思って名付けた」と明かす。「今後の目標は、しっかりとコーヒーの抽出ができる若いバリスタを育てたい。コーヒーの専門家を増やすことで、大阪のカフェ文化の底上げができたら」と意欲を見せる。
営業時間は11時~17時。日曜・月曜定休。