大阪・御堂筋で5月16日、沿道のアート作品や彫刻を巡るイベント「大阪御堂筋アート2018 スタンプラリー」が始まった。主催は御堂筋街づくりネットワーク。

淀井敏夫の作品 「渚」

　淀屋橋から本町の区間で、毎年5月に開催する「大阪御堂筋アート」は今年で4回目。身近なところにアートがあることが当たり前のまちを目指し、沿道企業のビルエントランスや神社仏閣など30カ所に70人の作家の作品を展示する。スタンプラリーを実施するのは今年が初めて。

　スタンプラリーの対象となるのは全作品中、16作品。各作品や彫刻の近くに設置されたQRコードを読み取り、指定のサイトにアクセスするとスマホに電子スタンプがたまる仕組み。紙の台紙は使わない。6月6日～8日には、大阪市役所でスタンプラリー抽選会を開催し、オリジナルグッズを贈呈する。

　同イベント担当者の三好正人さんは「芸術性の高い、潤いある豊かな街路空間を多くの方に楽しんでいただくためにこのイベントを企画した。スマートフォンで簡単にチャレンジできるので、ぜひ気軽に参加いただければ」と呼び掛ける。

　6月8日まで。