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本町でW杯ギリシャ戦観戦イベント-出勤前に日本代表へエール

キックオフを前に集まるサッカーファン(「PACHA Red.」店内)

キックオフを前に集まるサッカーファン(「PACHA Red.」店内)

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 2014FIFAワールドカップ(W杯)ブラジル大会の日本代表対ギリシャ代表戦が6月20日7時から行われ、観戦イベントを行う本町エリアの飲食店にも多くのファンが集まった。

日本選手のシュートに思わず立ち上がるファン(「South Swell」店内)

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 ダイニングバー「PACHA Red.(パチャ レッド)」(大阪市中央区瓦町2、TEL 06-6208-0008)は、営業時間を通常より早めて観戦イベントを企画。1階と2階に合わせて約70人のファンが詰め掛けた。

 試合が始まってすぐ、日本選手が相手ゴールにシュートすると、店内に歓声が起こった。その後も相手のシュートを防ぐと拍手が起きるなど、早朝のビジネス街では普段見られない光景が目に入った。近くの会社に勤める30代の男性は「いつもよりかなり早い時間に家を出た。試合が終わってすぐに出れば(始業時間に)間に合うはず。日本代表らしいプレーを見せてほしい」と熱く語る。時間の都合で前半終了とともに離れる客も見られたが、試合を通して店内は熱く盛り上がった。

 「前日までに多くの予約をいただいた。残念ながら人数の関係で打ち切るほど」と話す店長の岸本さんは、自身もサッカーファン。「今後も機会があればイベントを開きたい」とも。

 西本町のカフェ「South Swell(サウス スウェル)」(大阪市西区西本町2、TEL 06-6535-8852)には30人以上のファンが集まり、日本代表を応援した。同カフェは通常8時からの営業を早めて6時30分に開店。客のほとんどはスーツ姿だったが、中にはユニホーム姿のファンも見られた。

 後半戦、香川選手がピッチに入る姿が映し出されると、店内に歓声が沸いた。その後立て続けに日本選手のシュートが外れ、悲鳴が起こることもあったが、チャンスのシーンでは思わず立ち上がるなど、こちらも熱い盛り上がりを見せた。

 同カフェでは、6月25日の3戦目も営業時間を早めてオープンする。

 日本は初戦に続いて勝ち星を挙げることができなかったが、集まったファンはグループリーグ最終戦での日本代表の勝利に期待しながら、観戦を終え職場へ向かった。

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