大阪・御堂筋を中心に、9月10日、クラシック音楽イベント「大植英次プロデュース『大阪クラシック~街にあふれる音楽~』」が始まる。
大阪に秋の訪れを告げる同イベントは今年12回目。主催は、大阪市、大阪フィルハーモニー協会、御堂筋まちづくりネットワークからなる大阪クラシック実行委員会。
7日間にわたり、御堂筋~中之島を中心に、オフィスビルやホテル、音楽ホールなど34会場で81公演を実施する。今年はLUCUAホール(大阪市北区梅田)、大阪心斎橋劇場(中央区心斎橋筋)、Zeppなんば大阪(浪速区敷津東)を会場に追加し、開催エリアを拡大する。
大阪フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、大阪交響楽団、日本センチュリー交響楽団、Osaka Shion Wind Orchestra(旧大阪市音楽団)の5つの楽団が、独奏から弦楽四重奏、オーケストラまで多種多様な構成でプログラムを展開。
本町エリアでは、新たにヴィアーレ大阪(中央区安土町3)が会場となるほか、本願寺津村別院、竹中工務店いちょうホール(以上、本町4)、本町ガーデンシティ(本町3)、大阪ガスビル(平野町4)などで行う。
御堂筋まちづくりネットワークの市村雅俊さんは「都心の街角で、上質なクラシックに気軽に触れられる催しとしてすっかり定着してきた。大型の新規会場も加わり、さらにパワーアップした大阪クラシックを今年も楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。
開催は9月16日まで。一部有料公演あり。