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阿波座に居酒屋新店 シラスに焦点、「大阪湾のおいしい魚を知ってほしい」

岡香菜子さん(右)とスタッフの下方アンナさん

岡香菜子さん(右)とスタッフの下方アンナさん

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 居酒屋「しらす問屋 ヨシマル」(大阪市西区江之子島1、TEL 06-6676-8888)が大阪・阿波座にオープンして間もなく3カ月になる。

釜揚げと生シラスのハーフ&ハーフ丼

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 店舗面積は20坪で、席数は28席。9月18日にオープンした。同店を経営する「義丸水産冷蔵」(岸和田市)はシラス漁や水産加工などを手がけているという。社長の岡雄大さんは「以前は『とと屋』という名前の居酒屋だったが、よりシラスにフォーカスした店づくりをするため、店名を変えてリニューアルした」と話す。

 メニューは同社で水揚げした魚介を使った料理をそろえる。岡さんの妻・香菜子さんは「岸和田から直送するシラスは新鮮そのもので生でも臭みや苦みがなく食べやすい。釜揚げシラスはふわふわの食感」と胸を張る。「生シラスの刺し身(528円)やシラスがたっぷり入ったサラダ(638円)がお薦め。うちで獲れたスズキやサワラなどの白身魚の刺し身盛り(1,243円)もボリュームがあって驚かれる」と話す。

 ランチは白身魚をのせた「大阪湾感じる白身海鮮丼」(1,100円)や、生シラスと釜揚げシラスをあいがけにした「山盛りしらす海鮮丼」(1,430円)が人気という。

 今後はメニューを見直し、シラスをより活用した料理を提供する予定。雄大さんは「シラスをはじめとした大阪湾で獲れる魚介のおいしさを、都会の人にもっと伝えていけたら」と意欲を見せる。

 営業時間は、11時~14時、17時30分~22時。日曜定休。

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