中華料理店「中華旬菜 紫林(シーリン)」(大阪市中央区瓦町3、TEL 06-4708-4855)が2月26日、大阪・本町にオープンした。
店舗面積は28坪で、席数は40席。店主の葉枝發さんは調理師として30年の経験があり、神戸のホテルで点心料理長として勤務した経歴もあるという。移転の経緯を妻の単珊さんは「以前は十三で半分くらいの規模の店を経営していた。大きなキッチンでないと作れない料理もあり、広い店で挑戦したかった」と明かす。
葉さんは香港出身で、メニューは香港・広東風料理のほか四川やマレーシア風など幅広くそろえる。単さんは「お薦めは自家製の広東風チャーシュー(1,000円)。店内で焼き上げる自家製で、肉と調味料のうまみが楽しめる」と説明。点心は8種類用意し、せいろで提供するという。「シイタケとキクラゲ、鶏モモ肉の蒸し物(980円)は前店からの人気メニュー。具材の芯まで味が染みておいしい」と胸を張る。
ランチは3種類(各1,000円)。マーボー豆腐と担々麺が定番メニューで、1種類は週替わりで提供する。「週替わりメニューは、広東風チャーシューなど夜に人気の一品メニューを組み込む予定」とも。
十三の店ではオープン前から客が並んでいたという同店。単さんは「本町でも店を知ってもらい、行列ができるくらい地域で愛される店になれたら」と意欲を見せる。
営業時間は、11時30分~14時、17時~21時30分。土曜・日曜・祝日定休。