大衆食堂「よこぼり食堂」（大阪市中央区本町4、TEL 080-5553-6662）が大阪・本町にオープンして3カ月が過ぎた。

たっぷり牛すじをのせたぶっかけうどん

　店舗面積は12坪で、席数は20席。店主の三浦裕子さんの祖父母は同じ場所で約60年前に食堂を開業、40年営んでいたという。その後そば店が入居したが昨年12月に移転。これを機に改装し、6月14日に食堂としてオープンした。

　営業はランチタイムだけで、肉・魚・うどんの定食（各880円～950円）を用意する。メニュー内容は日替わりで「魚の定食が人気」という。これまでにはサバの煮付けやカツオのレアカツ、アジフライなどが好評だったと明かす。肉の定食はトンテキやヒレカツなどを出したという。「うどんはもちもちとコシのあるさぬきうどんで、香川の麺卸売業者から取り寄せている」と説明。夏は冷たいぶっかけうどんやすだちうどんがよく出たという。ランチにはいずれもご飯・みそ汁・副菜が付く。「副菜は炊いたヒジキやカボチャ、小芋など。常連さんから丁寧な小鉢と声をかけられた」と笑顔を見せる。店頭では弁当も販売。毎日10食用意し、追加のオーダーが入れば対応しているという。

　「定食は野菜が多いと女性にも人気」と明かす三浦さん。「前のおそば屋さんが人気だったので同じようにがんばりたい。地元で愛され長く続く店にしていけたら」と意欲を見せる。

　営業時間は11時30分～13時30分。土曜・日曜・祝日定休。