居酒屋「酒と釜飯 ひろき」(大阪市西区西本町2、TEL 06-6648-8703)が大阪・阿波座にオープンして1カ月が過ぎた。
2月13日にオープンした同店。店舗面積は13.5坪で、席数は11席。店主の上森浩基さんは大阪・ミナミの割烹(かっぽう)料理店で8年修業したという。
看板料理は釜飯で、定番メニューの釜飯を3~5種類、季節の限定釜飯を2、3種類そろえる。米は新潟産のコシヒカリで、昆布とかつお節で取っただしで炊き込む。定番は「とり五目釜飯」(800円)、「桜エビ釜飯」「豚キムチ釜飯」など。今の季節は菜の花をあしらった「ホタルイカ釜飯」(以上900円)や「カニ釜飯」(1,300円)などを提供する。「定番はどれもまんべんなく出る。季節物は、次はタケノコ釜飯などを予定している」と明かす。一品料理は「エビ真薯(しんじょ)」(600円)やあぶったエイヒレ(700円)がお薦めといい、「エイヒレは厚く切って出している。酒のさかなにもぴったり」と胸を張る。
酒は日本酒(750円~)に力を入れる。全国の地酒を常時約13種類を用意する。「メニューに書いてない酒もあるのでお薦めをぜひ聞いてほしい」(上森さん)とも。
店には、近隣の住人のほか、上森さんが修業していた店の常連も足を運ぶという。上森さんは「地元に愛される店作りをしたい。地域密着で長く店を続けていけたら」と意欲を見せる。
営業時間は16時30分~翌2時。日曜・祝日定休。