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阿波座にとんかつ店 うまみ生かす低温揚げでピンク色に、希少部位コースも

店の前に立つ代表の町田透さん(中央)、スタッフの友川さん(左)、西影さん

店の前に立つ代表の町田透さん(中央)、スタッフの友川さん(左)、西影さん

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 「芳寿豚(ほうじゅとん)専門 とんかつ なみなみ 阿波座本店」(大阪市西区江之子島1、TEL 06-6131-4071)が大阪・阿波座にオープンして1カ月を迎えた。

1.5センチの厚みというロースかつ

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 店舗面積は約15坪、席数は16席。経営は「食の絆計画」(大阪市中央区)。同店は2003(平成16)年から17年間、西区新町で豚料理専門店として営業。社長の町田透さんは、コロナ禍を背景に「昼にも利用しやすいとんかつ専門店の業態で復活したいと考えた」と説明する。9月7日、姉妹店を展開していた物件に移転しオープンした。

 肉は長崎のブランド豚「芳寿豚」で、常時9種類の定食メニュー(1,400円~)を用意する。とんかつは1枚の厚さが1.5センチの豚肉を2度揚げする。ラードが入った100℃の油でじっくり揚げて風味を付けた後、高温の植物油でサッと揚げるという。低温で揚げることで「芳寿豚のうまみが生き、色もきれいなピンクやロゼに仕上がる」と町田さん。夜は予約限定で希少部位とんかつの食べ比べコース(3,800円)も用意。部位はタンや、モモの中にある「シキンボ」など5種類で、「とんかつ好きには夢のようなコース」と胸を張る。

 客層は地域の人と遠方から訪れるとんかつ好きの人が半々という。町田さんは「感動できる味と自負している。生産者がお金と時間をかけて育てた豚を、よりおいしいかたちでお客さまに届けていけたら」と意欲を見せる。

 営業時間は、昼=11時~15時、夜(木曜・金曜・土曜のみ)=17時~21時。月曜・火曜定休。

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