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大阪・肥後橋商店街がアーケード撤去 「日本一短い商店街」看板も撤去

アーケードの解体が進む肥後橋商店街

アーケードの解体が進む肥後橋商店街

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 「日本一短い商店街」として知られる大阪・肥後橋商店街(西区江戸堀1)が現在、アーケード撤去工事を進めている。

アーケードが解体される前の肥後橋商店街

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 地下鉄肥後橋駅にほど近い、ビルが立ち並ぶ四ツ橋筋から西に1本ずれた通りにある同商店街。全長は79メートルで、通り抜けるのに徒歩1分もかからないことから、「日本一短い商店街」の看板を掲げ、存在をアピールしてきた。

 近年は加盟店の減少が続き、かつては20以上あった店舗も現在は9店となっている。12月1日から解体が始まったアーケード撤去工事は、電気代や保険料など年間約350万円かかるという維持費の負担をなくすため、「日本一短い商店街」看板の撤去も含めて行うことにしたという。

 同商店街で食堂「福助」を営み、振興組合の理事長を務める萩原雄二さんは「後継者がおらず閉める店が多い。今回の撤去工事にあたっては各方面との調整が難航し、苦労も多かった」と振り返る。「すでに屋根部分がなくなったが、明るくなってうれしい」とも。

 工事は1月下旬に完了する予定。

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