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大阪・本町にイタリアン 業態変更して移転、奈良の食材を窯焼き料理で提供

シェフの猪野有俊さん

シェフの猪野有俊さん

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 イタリアン「Mahoroba(まほろば)」(大阪市中央区平野町4、TEL 06-6226-8616)が5月30日、大阪・本町にオープンした。

岩塩に包まれた大和牛のローストビーフ

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 店舗面積は18坪で、席数は25席。同店は約2年間、堺筋本町でダイニングバーとして営業していた。店主の吉川勝彦さんは「前の店は酒がメインで、外食の時に2軒目・3軒目で寄ってもらうような店だった」と説明。「時短要請が終わっても、食事メインの店ほどは客足が戻らないことを実感した」と移転リニューアルした背景を明かす。以前同じ店で働いていた猪野有俊さんをシェフとして迎え、吉川さん夫婦と3人で店を切り盛りする。

 店内には石窯を設置し、窯焼き料理を中心に提供する。食材は、吉川さん夫婦が奈良出身ということから奈良県産の食材を積極的に使う。「お薦めは『大和牛の塩窯ローストビーフ』(1,400円)。桜の葉で肉をくるみ、岩塩で固めて石窯で焼く料理。塩を割るといい香りがふわっと立ち上る」と話す。「酒のアテにはクリームチーズに奈良漬をのせた一品(500円)も人気。奈良漬はいろいろな店から10種類取り寄せ、食べ比べをして選んだ」と言う。

 業態変更後の営業について、「食事の力はすごい」と話す吉川さん。「おいしい料理は人を笑顔にする。3人の力を合わせた『3本の矢』で、お客さまに幸せになってもらえる空間を作っていけたら」と意欲を見せる。

 営業時間は17時~23時。日曜・祝日定休。 

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