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大阪・本町のうどん店3周年 麺と天ぷら、店長と料理長が息合わせ提供

店の入り口前に立つ店長の安藤さん(右)と料理長の山下さん

店の入り口前に立つ店長の安藤さん(右)と料理長の山下さん

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 「うどん 第六感」(大阪市中央区備後町2、TEL 06-6222-0600)が6月3日、大阪・本町にオープンして3周年を迎えた。

さくっと揚げた天ぷらが乗る「野菜天ぶっかけ」

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 店舗面積は約27坪、席数は30席。料理全般を担当する料理長の山下義祐さんは東京出身。麺を担当する店長の安藤駿さんとは東京の同じ飲食店で働いていた時期があったという。「安藤さんに『店を手伝ってほしい』と声をかけられ来阪した。うどんに普通にご飯ものを合わせる関西のうどん文化に驚いた」と振り返る。

 常時20種類以上のうどんを提供する。グランドメニューのほか月替わりでうどんメニュー1種類を用意し、リピーターを飽きさせないよう工夫しているという。「鶏天うどん」(800円)と「野菜天うどん」(950円)が注文全体の3割以上を占める看板メニュー。うどんは注文を受けてから安藤さんが店内でカットする。「ゆでたて麺を提供する店は他にもあるが、うちは『切りたて』を15分かけてゆでるコシの強い麺」と山下さんは胸を張る。2人で息を合わせ1杯のうどんを完成させるという。

 平日の昼は近隣で働く女性客が多く、週2回通う常連客もいるという。山下さんは「うどん店は夜に営業しているイメージがあまりないかもしれないが、広い店内でゆったり食事できるのが夜」と勧める。今後については「月替わりメニューの開発を継続していけたら」と意欲を見せる。

 営業時間は、11時~15時、17時30分~21時30分。土曜は昼のみ営業。日曜・祝日定休。

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