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堺筋本町にラーメン店 東大阪から進出、自家製麺にはうどんの小麦粉も

店の前に立つ小野寺さん

店の前に立つ小野寺さん

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 ラーメン店「麺屋 九兵衛」(大阪市中央区南本町2、TEL 06-6263-2110)が大阪・本町にオープンして2カ月がたった。

しっとりした薄切りチャーシューを添えた「中華そば」

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 店舗面積は22坪で、席数は24席。経営は「awillow」(東大阪市)。本店は東大阪市荒本にあり、大阪・奈良に6店舗を展開する。

 同店のラーメンは「中華そば」「塩そば」(以上700円)と「九兵衛ブラック」(850円)の3種類がベース。麺は自家製の中細平打ち麺で、荒本の本店で6店舗分を打って配送している。小麦粉は「はるゆたか」や「伊勢の響」、全粒粉の「京小麦の石臼」をブレンドし、1週間熟成させているという。社長の小野寺幹さんは「伊勢の響は伊勢うどんに使われる小麦粉で、独特のもちもち感がある。全粒粉を入れることで小麦粉の香ばしい風味も加わる」と説明する。スープは親鶏と大和肉鶏、京赤地鶏の3種類の丸鶏を一日かけて煮込む。「水と鶏肉だけで取るスープ。親鶏のコクに地鶏の上品なうま味が感じられる味に仕上げた」と胸を張る。サイドメニューとしてネギトロ丼やタイ茶漬け(以上300円)なども提供する。

 小野寺さんは「6店舗それぞれ個性があるが、堺筋本町の店は女性も立ち寄りやすい雰囲気で、一人で来る女性客も多い」と話す。「今後は地域のお客さまに愛される店を目指しつつ、チャンスがあればまた新たに出店ができたら」と意欲を見せる。

 営業時間は11時~15時。日曜定休。

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