ラーメン店「鯛担麺(たいたんめん)専門店 抱きしめ鯛」(大阪市西区江戸堀1、TEL 06-6225-7747)が8月、大阪・肥後橋にオープンして3周年を迎えた。
席数は16席で、経営は「縁petit(エンプティ)」(東京都北区)。店長の宇野正識さんはフレンチ店で12年の勤務経験があるといい、フランス料理の技法を取り入れたラーメンを提供する。
「鯛担麺(たいたんめん)」(850円~)と名付けた同店のラーメンは、愛媛県宇和島産の鯛と北海道産の昆布からだしを取り、辛味のある肉みそをトッピングする。辛さは5段階で、汁ありか汁なしを選べる。スタッフの鎌田汰一さんは「初めて来たお客さんは汁ありの1辛を注文する人が多い」と言い、サイドメニューは「味玉トリュフのグラチネ」(250円)がよく出るという。「味玉にホワイトソースを掛けてあぶったもの。そのまま食べてもいいし、麺にトッピングするのもお薦め」と説明する。
7月には桜ノ宮に姉妹店「U2 ジユ雲丹ススレ」を出店。ウニをスープに溶かし込んだラーメンで、宇野さんが店長を兼任して料理を監修しているという。
鎌田さんは「今まで食べた中で一番おいしかったと言われたことが心に残っている」と笑顔を見せる。「これからも変わりなく今の味を守り、姉妹店も盛り上げながら、お客さんに喜ばれる店づくりをしていきたい」と意欲を見せる。
営業時間は、11時~14時30分、17時30分~22時(営業時間は大阪府の時短要請に従う。緊急事態宣言中は酒類の提供はなし)。8月は無休、9月からは月曜定休。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒・換気、パーテーションの設置などを行って営業する。