大阪府が8月2日、緊急事態宣言を発出し、まん延防止等重点措置の適用から移行した。大阪での宣言発出は4回目。
発出に伴い、飲食店には引き続き20時までの時短営業を要請。酒類やカラオケ設備を提供する店には休業も要請する。大型商業施設の営業時間は1時間前倒しの20時までに短縮する。イベント会場や関連の施設には、収容率50パーセント以内で上限5000人、催しなどの終了時刻は21時までという要請を継続する。
政府の発表で、宣言の発出がわかったのは7月30日。エリア内の飲食店からは、翌週の営業のための食材や酒類を仕入れをしたばかりで対応に苦慮する声や、「苦労して(感染対策済みを表示する)ゴールドステッカーを取ったばかりなのに」と困惑する声が聞かれた。当面、酒類が提供できないため、週末の営業では酒を1杯ずつ無料で客に振る舞う日本酒居酒屋も見られた。
宣言の解除はは31日を予定する。