「広島焼 ながい」(大阪市西区江戸堀1、TEL 06-6940-7095)が5月6日、大阪・肥後橋にオープンした。
店舗面積は8坪で、席数は12席。店主の永井信一さんは広島県出身で、北新地と南久宝寺でバーを経営する。「バーは来店してもらえる人が限られるが、子どもからお年寄りまで来店してもらえるような店の展開も考えていた」といい、約5年前から開店準備を進めてきたという。
メニューは、永井さんが地元でよく通った店の味を再現したという。ベースになる広島焼きは「肉玉そば」(870円)で、ソースは、広島では主力ブランドの一つ「カープソース」を使う。麺も広島焼き専用の麺で知られる「磯野製麺」の生麺を広島から取り寄せる。
トッピングは、チーズやエビ、大葉などを試し、人気のトッピングは定番化して提供している。店が勧める組み合わせは、大葉を入れた「ながい焼き」(1,020円)。女性には、乗せたチーズを仕上げにあぶり焦げ目を付けて提供する「雪見焼き」(1,120円)が人気という。
ランチタイムには、広島焼き4種類を提供。夜は一品料理も用意する。一品料理では、ガーリックパウダーを利かせた「すじこんポン酢」(780円)が人気で、「来店客が必ずといっていいほど注文してくれる」(永井さん)と明かす。
「今は近隣の会社員・OLの方が来店客の中心。店は新地にも近いので、緊急事態宣言終了後には、お客さんがバーのほうにも足を運んでくれたら」と期待を寄せる。
営業時間は、11時30分~13時30分、16時~20時(営業時間は大阪府の時短要請に従う。緊急事態宣言中は酒類の提供は無し)。日曜・祝日定休。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒や清掃、換気などを行って営業する。