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北浜のスパイス料理店「ナッラマナム」5周年 バナナの葉包み弁当は通販も

店主の井川さん。店名の「ナッラマナム」は、インド南部の言語・マラヤラム語で「いい香り」を意味するという

店主の井川さん。店名の「ナッラマナム」は、インド南部の言語・マラヤラム語で「いい香り」を意味するという

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 大阪・北浜のスパイス料理店「ナッラマイム」(大阪市中央区瓦町1、TEL 06-6484-5799)が3月28日で5周年を迎える。

「バナナの葉包み弁当」は店頭受け渡しのほか全国発送も対応する

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 店主の井川健さんは大阪市内のアジア料理店で勤務後、インド南部に渡りスパイス料理を研究。その後、大阪市内で間借り営業した後、同店を開いた。店舗面積は約9坪で、席数は13席。

 南インドやスリランカの料理などをベースに、季節の食材を使ったオリジナル料理を提供する同店。メニューはメインを、週替わりで5~6種類を用意する。そのうち2種類を選ぶ「メイン2種盛り」(1,300円)、「メイン3種盛り」、1ポーションを少なくして種類を増やした「メイン4種盛り」(以上1,600円)などをそろえる。

 昨年3月からはテークアウト用に「バナナの葉包み弁当」(1,300円)を販売。店頭で受け渡しをするほか、ECサイトで全国発送も受け付ける。

 井川さんは「間借り時代は現地風に寄せていたが、だんだんナッラマナムの料理になってきたように思う」と言う。「夏は桃のカレーが女性に人気だった。男性には、あん肝や白子を使った『痛風マサラ』と名付けたメニューが受けた」と振り返る。

 「ここでしか食べられない料理を出したい」と言う井川さん。「これからも、よく知られた料理だけでなく、びっくりしたり面白いと思ってもらえたりするような料理を出していけたら」と意欲を見せる。

 営業時間は11時30分~15時(テークアウト受け付けは14時30分まで、受け渡しは16時30分まで)。土曜・日曜・祝日定休。新型コロナウイルス対策として密にならない配席をし、定期的な消毒や清掃、換気などを行っている。

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