![店主の上田さん](https://images.keizai.biz/semba_keizai/headline/1591843817_photo.jpg)
「昼鳴きラーメン みそら」(大阪市西区靭本町3、TEL 06-6147-6638)が大阪・阿波座にオープンして3カ月がたった。
同店は夜は鉄板焼きの居酒屋「ホタルカゴ」として営業。昼はラーメン店の二毛作で営業する。同店オープン前は、24時の居酒屋営業終了後にラーメン店として営業していたという。店主の上田智章さんは「1年半、夜鳴きそばとしてラーメンを出しながら味を研究した。今回、満を持してランチタイムに勝負したかった」と話す。店舗面積は15坪、席数は22席。
店の一番人気はえびみそを使ったラーメンで、来店する人の約半数が注文するという。中でも注文が多いのは「特製海老そば」(900円)といい、上田さんは「えびのえぐみがなく、うま味と風味を抽出したスープが自慢」と胸を張る。トッピングには豚チャーシューのほか、えびそぼろなどが載る。ラーメンは150円追加で、唐揚げとご飯のコンビか「肉玉ご飯」がセットにできる。
6月からは新メニューとして「ローストビーフ 油そば」(900円)を提供する。ステーキの脂を100%抽出したたれを使っており「甘みの強い牛脂が特徴」と話す。
上田さんは「間借り風のスタイルで違う業態を試してみたかった。独立した店舗でラーメン店を出すのが目標で、今年中にオープンできたら」と意欲を見せる。店舗では換気のためにドアを開けて営業、全席にアルコール消毒液を置くなどをして新型コロナウイルス防止策を取る。
営業時間は11時30分~14時。月曜定休。