カレーと定食の店「gato(ガト)食堂」(大阪市西区土佐堀3)が大阪・阿波座にオープンして3カ月がたった。
同店は昨年9月まで中央区・南久宝寺で「gato curry(ガトカリー)」という名前で営業。現在は阿波座に移転し、居酒屋「もなか」でランチタイムのみ間借りで営業する。席数はカウンター10席。
メニューは、平日のカレーが「本日のスパイスカレー」2種類(各650円)と、辛さがマイルドという「欧風カレー」(550円)を用意する。スパイスカレーの合いがけは800円。週末は3種類のカレー(650円~)をそろえ、合いがけにも対応。平日のみ日替わりの「スパイス定食」(650円)も提供する。店主の桔梗ほのかさんは「スパイスインストラクター」の資格を持つ。「ぶり大根のような定番和食にカルダモンを使うなど、カレー以外の料理もスパイスをアクセントにしている」と話す。
店名の「ガト」はスペイン語でネコの意味といい、前店ではカレーのライスに豆などをトッピングし、ネコの顔のように盛り付けて提供していたという。現在も空いている時間には、オーダーがあればプラス100円でトッピングを受け付けるという。
桔梗さんは「定食は野菜が多く、一度食べたお客さんはリピーターになってくれている。いずれまた自分の店舗を持って営業ができたら」と期待を寄せる。
営業時間は11時30分~14時。