![(右から)参加賞のスーパーソックスを手に持つ広報担当の淺井さんと伴野さん](https://images.keizai.biz/semba_keizai/headline/1465827852_photo.jpg)
大阪・本町に本社を置く靴下メーカー「岡本」(大阪市西区西本町1)が5月、「足クサ川柳」の選考結果を発表した。
ネガティブな印象を受ける足の臭いに関するエピソードを、川柳で笑い飛ばしてもらおうと、2007年から始めた同企画。10回目となる今年、過去最高の2万4920作品が集まった。応募者の男女比は半々だが、年々女性からの応募が増えているという。
最優「臭」賞の川柳は「電力に 変えられないか このニオイ」。今年4月に始まった「電力自由化」に絡めた作品が選ばれた。
選考に当たり、同社広報担当の伴野さんは「足の臭いという、人には言いにくい悩みをうまく詠んだ作品のほか、『安心』や『五郎丸』などの時事性や流行語を盛り込んだ句が目立った」と話す。
「10回目を迎え、毎年応募作品が増えていることがうれしい。この企画をきっかけに臭いに限らず足の悩みを助けられる商品を作っていきたい」とも。