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京町堀にコーヒーロースタリーとスタンド 豆卸売りのアジア拠点に

スタッフの渡邊崇さん

スタッフの渡邊崇さん

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 コーヒーロースタリー「ULT.(ウルトコーヒー)」(大阪市西区京町堀1、TEL 06-6485-7033)が1月27日、大阪・京町堀にオープンした。

繊細なラテアートのコーヒー

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 店内では卸売り用のコーヒー豆を焙煎(ばいせん)するほか、コーヒースタンドとしても営業する。経営者は2023年にバリスタの世界大会でチャンピオンになったという韓国系ブラジル人のボラム・ウムさん。同店はコーヒー豆卸売業のアジア拠点にしようとオープンしたと明かす。

 コーヒースタンドで販売するドリップコーヒー(600円~)は10種類。ブレンド3種類とシングルオリジンを7種類そろえる。カフェラテ(550円)やエスプレッソ(600円)などのイタリアンコーヒーも提供する。焙煎を担当する渡邊崇さんは「今提供しているシングルオリジンの産地はパナマやコスタリカ、ブラジル。ブラジルはウムの実家のコーヒー農園の豆を使っている」と説明。「お薦めのコーヒーはブラジル産のピンクブルボン種(1,600円)。ドライフルーツのような果実の風味と蜂蜜のような甘みがほのかにあり、クリーミーな口当たりが特徴」と話す。

 ウムさんは中国のメディアでよく紹介されているといい、ファンの中国人も来店するという。渡邊さんは「卸売りとしては中国などに販路を広げ、ショップ営業では地元で愛される店にできたら」と意欲を見せる。

 営業時間は10時~17時。日曜定休。

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