
ダイニングバー「食堂アローカメラ」(大阪市中央区本町橋2、TEL 080-4986-8310)が大阪・堺筋本町にオープンして3カ月が過ぎた。
店舗面積は13坪で、席数は15席。11月7日にオープンした。店主の薄井百合子さんは20年の飲食店で勤務経験があり、直近では近くの日本酒バーで働いていたという。「谷町四丁目のイタリアンで働いていたこともあり、2店の中間地点でいい物件を見つけた」と話す。店は夫の格さんと二人で切り盛りする。
酒はワインを中心にサワー(各700円)やウイスキー(600円~)、ラム(同)などをそろえる。百合子さんは「グラスワイン(各800円)は赤・白・オレンジをそろえている。カジュアルに楽しんでほしいのでお手頃価格で用意している」と話す。
料理はワインに合う創作料理を用意する。「お薦めはポルチーニの焼きそば(900円)。焼きそばの麺を使ったパスタ風の料理で、きのこにバターの風味がマッチしている」と百合子さん。「今の季節は『鱈(タラ)白子と柚子(ユズ)サルサ』(700円)もお薦め。旬の白子にユズやアンチョビ、トマトなどをあえた前菜で、白子ポン酢風に仕上げている」とも。
格さんは「この場所で愛される店にしていきたい」と意気込む。今後は堺筋本町の醸造所「船場ビール工場」のクラフトビールも提供するという。「地域密着で長く店を続けていけたら」と意欲を見せる。
営業時間は17時~24時。水曜定休。