プレスリリース

無意識の「その一言」も、加害者に?ReSowホールディングスがハラスメント研修を実施~ハラスメントを“自分ごと”として考える一歩に~

リリース発行企業:株式会社ワンダーフレンズ

情報提供:

ReSowホールディングス株式会社(本社:大阪市)は、2025年5月28日、「ハラスメント防止研修」を実施しました。講師は経営企画室(コンプライアンス担当)の音嶋文が務め、参加者に向けてハラスメントの正しい理解と予防に向けた意識醸成を図りました。

研修時の様子

◆実施の背景

昨今、職場におけるハラスメント問題はますます深刻化しており、パワハラ・セクハラ・マタハラなどの相談件数は年々増加。特にパワーハラスメントの相談は、2020年の約18,000件から、2023年には約62,000件へと約3.4倍に急増しています。
一方で、「自分はそんなつもりはなかった」という“無意識の加害”が多く見られるのも実情です。そうした現実を受け、本研修では「ハラスメントを“自分ごと”として捉えること」が最大のテーマとなりました。


◆研修の内容

音嶋文(2018年より就労継続支援A型事業所にて管理者兼サービス管理責任者として複数拠点の管理・立て直し・課題解決などに従事。コンプライアンス部門所属社内運営指導・運営指導対応・新規事業所立ち上げフォロー・スタッフ間のトラブル・利用者苦情対応を対応。
/現在:ReSowホールディングス 経営企画室 コンプライアンス担当)による講義形式で行われ、以下の内容を中心に展開されました。

・ハラスメントの定義と法的背景
パワハラ(労働施策総合推進法)、セクハラ・マタハラ(男女雇用機会均等法)などの法的定義と事例を紹介。
・ハラスメント6類型の具体例
身体的攻撃、精神的攻撃、人間関係からの切り離し、過大・過小要求、個人の侵害といった類型別に、現場で起こりうるケースを可視化。
・“無自覚”な言動のリスク
「冗談のつもり」「場を和ませたかった」という意図でも、相手の受け取り方次第でハラスメントになるという視点を強調。
・セクハラの2類型(対価型・環境型)
昇進や契約更新を引き換えに性的関係を迫る行為や、職場環境を不快にするような言動の危険性についても解説。


◆受講者の声(抜粋)

「自分の発言や行動を見直すきっかけになった」
「普段何気なく使っている言葉にも注意が必要だと感じた」
「“加害者になりうる”という意識がなかったので、衝撃だった」


◆今後の取り組み

ReSowホールディングスでは、今回の研修を皮切りに、今後も定期的なコンプライアンス研修を継続して実施予定です。また、相談窓口の周知徹底や管理職向けのハラスメント対応研修など、多角的なアプローチで「誰もが安心して働ける職場環境づくり」を目指してまいります。

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